シェアハウス「本郷はなれ」

2012/06
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本郷にあるシェアハウス「はなれ」の、リビングの家具や中庭のデッキをワークショップ形式で設計と施工を行なった。

ワークショップの時の一体感を作り出すために「恋のラズベリー農園」という楽曲も作った。

テキスト「シェアハウスという新しい公共」

シェアハウスは誰もが訪れることのできる空間を持っているわけではない。そこはお店でもなく公共施設でもないので、町からは一線引かれた空間である。しかしその中で起きる対話や出来事はシェアハウスの中に住む他人同士、その他人の連れてくる更なる他人との間で行われているもので、それは人間関係のミクロなモデルとも思えてくる。そこでの関係のあり方はまるで「恋」のようにとてもシンプル。例えば中庭で作ったハーヴで料理を作ってあの人に食べさせてあげることができたら。例えば自分の好きな本・雑誌、小物をさりげなくあの人に伝えることのできる棚があったとしたら。例えば華麗に棚からお茶やお菓子を取り出してあの人と分かち合えたら。シェアハウスで知らない人でも仲良くなれてしまう関係性を「恋」としてデフォルメしてみること。その関係性に注目し、リノベーションのワークショップやできた空間をみんなで活用することでシェアハウスでの人間関係のあり方を再発見しようという試みです。

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