コンセプト[豆とは何か]

豆はそのまま食べることもできるし、土に埋めてから育て、新たな豆を作ることができる。
豆は豆腐や味噌にも加工することができる。味噌があれば野菜が食べれる。お味噌汁も作れる。
豆腐は鍋の具材にしてみんなで楽しく鍋を囲むこともできる。
豆は使われ方が連鎖することで、様々な食べ物へと成り代わる。
その食べ物たちが人の様々な活動を誘発します。

をしたり、湯豆腐を作ったり、冷や奴とビールで乾杯したり。納豆にもなるよね、大豆。

建築設計業務を「豆」というメタファーで考えるとしたら、どんなことができるのでしょうか?
「豆」を埋め込んだ建築・家具・什器を作り出し、それらを人々が使って様々な活動が行なわれることが「豆」が育って芽が生えたようにも見える。また、それぞれのオブジェクトを設計/施工すること自体をもっと開かれた場に変える。建設現場でコーヒースタンドを出店する、現場で出た廃材のフリーマーケットを行う。こういったことで、建設現場を色々な出来事を誘発する場所にできるのかもしれない。

楽しく使える空間を作る、家具を作るワークショップをする、現場で設計をしながら通りすがりの人とコーヒーを飲む。
豆の育て方は多種多様なので、日々研究を欠かせない。そして僕たちは育った豆を別の場所に撒き、育てる。
農地を拡げていく。墨田区でも活動するし、中央区月島でも作るし、岩手県でも宮城県気仙沼にも豆を撒いています。
そして時に各場所で自分たちのために収穫を行なう。まめをちょうだいする。これは何も報酬だけを指すのではありません。
その人の家でご飯を食べたり、イベントに参加したり。これは自分の遊び場所を各所に作っていく感覚に近い。
人生は常に収穫待ちである。それがスタジオまめちょうだいの活動コンセプトである。

プロフィール[出来事の風景]

東京都墨田区で廃業したプレス工場をリノベーションした「float」を拠点に活動を続けてきた。2012年5月に東京スカイツリーがオープンする9ヶ月前から、町をリサーチして分かったことは下町の風景が再開発によって、大きな変化を迎えていることである。そして周辺に「オルタナティブスペース」と呼ばれる文化拠点が多数存在し、今もなお増え続けていること。
建築ユニット「スタジオまめちょうだい」では、再開発による都市の更新とは別の、町の風景の更新方法を模索・実践してきた。集合住宅の1角を改装した「あをば荘」は、集合住宅全体の空室率を徐々に下げ、空きテナントを活用した新たなスペースを派生させるきっかけとなった。ハードの設計だけでは得られない濃密な空間創出の成果を「出来事の風景」と命名し、改装の過程で様々な人たちを巻き込みながら、可能性の種を植え付けるように設計活動を行っている。

東京都墨田区のアトリエfloatと、
岩手県一関市千厩町の実家こすみ図書、宮城県気仙沼市八日町地区を拠点に仕事をしています。

吉川晃司
1985年東京都生まれ。
筑波大学芸術専門学群建築デザイン領域卒業。
岩手県一関市在住。設計事務所勤務の傍らフリーで活動。
資格:二級建築士

筒井佳樹
1985年大阪府生まれ。
筑波大学芸術専門学群建築デザイン領域卒業。
東京都台東区在住。不動産会社勤務。
資格:宅地建物取引士、マンション管理士

コンタクト
Mail:hello[at]mamechoudai.jp
facebook:吉川晃司筒井佳樹

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